
EV原付スクーター JOG E が全国販売されます
東京・大阪でのみ先行販売されていたEVスクーターの「 JOG E 」がやっと全国販売が開始されます。
先行販売時はバッテリー交換サービス(ガチャコ)の利用を前提としていたためバッテリーが販売されていませんでしたが今回はバッテリー&充電器も併せての販売となります。
一般家庭のコンセントで充電可能で、0%から100%まで約6時間。
満充電時の走行可能な距離はカタログ値で約53kmとされています。
実際の使用時には航続可能距離は低下すると思われますが、従来のヤマハ製EVスクーターである「E-Vino」が約32kmとされていたことを考えると航続可能距離が大幅に向上することは確かでしょう。


車体色はグレーとブラックの2つがラインナップされます。
どちらも値段は変わらず、バッテリー+充電器セットでメーカー希望小売価格 323,400円 です。
国からのCEV補助金を申請していただくことで 23,000円の助成を受けることができるので、その場合の実質的な車両価格は 300,400円となります。
EVか、新基準原付か


従来の50ccエンジンを搭載した原付一種は各社生産終了し、現在原付一種はEVモデルと今年から新たに登場した新基準原付の2つの代替手段が提示されている状況です。
新基準原付:エンジン排気量は50ccを超えているが最高出力や最高速度に制限をかけることで原付一種として扱われるモデル。現時点では原付二種モデルをベースに出力に制限をかけたモデルがほとんど
ヤマハの場合は今回登場したEVである「JOG E」と、新基準原付では「JOG ONE」がラインナップされています。
両者を数値で比べると、車体は実はJOG Eの方が少しだけ大きいですが、重量含め近い値。
出力ではJOG Eの最高出力が2.3PSに対してJOG ONEが4.8PSとダブルスコアで大勝しているように見えます。
一方で最大トルクに関してはJOG Eが90N・m、JOG ONEは7.7N・mと大差が出ている上に、JOG Eでは25rpmという極低回転時にこの最大トルクが発揮されているというのも驚きです。
これはエンジンとモーターの出力特性の差によるものなので、どちらが一概に優れているというものでもないのですが、少なくともJOG Eの加速のスムーズさは侮れないことが伺えます。

最高出力の差から、恐らく高い速度での走行性の面ではJOG ONEが勝る可能性があります。また、JOG ONEはガソリンエンジン車なので航続距離の心配をする必要がほぼ無いのも大きな強み。
生活道路の仕様がメインで1日の走行距離が短い方はJOG Eを…
比較的流れの速い道路を通ることが多く、走行距離も多めの方はJOG ONEを…
といった風にユーザー像が分かれるのではないかなと思います。
もちろん、EVであるJOG Eには静かでクリーンであることや燃料代が掛からず走行に掛かるコストが少ないこと等、他にもメリットもあるので一概には比較できないかもしれませんが。
いずれにしても販売を終了してしまったガソリンエンジン搭載の50ccモデルに代わる軽便なモビリティとしてEVスクーターにも十分な利便性はあると思いますので、日常的な移動手段として便利でラクな乗り物が欲しいな、という方にはぜひご検討いただきたいところです。
一応YSP名古屋北、YSP天白では展示車・試乗車を用意する予定がありますので続報はまた追ってご連絡します。
なにかご不明な点やご相談事があればお気軽に店舗スタッフまでご相談くださいね。
営業マネージャーの井藤でした。